陽性(読み)ヨウセイ

デジタル大辞泉の解説

よう‐せい〔ヤウ‐〕【陽性】

[名・形動]
積極的で、陽気なこと。内にこもらないで、開放的な感じであること。また、そのさま。「陽性な(の)気質」⇔陰性
医学の検査などで、ある刺激に対して反応がはっきり現れること。陽性反応のこと。⇔陰性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ようせい【陽性】

陽気な性質。積極的な性質。 「 -の人」
〘化〙 ある物質に特有な呈色反応が起こり、その物質が検出されること。
陽性反応のこと。
〘化〙 原子が他の原子と化学結合するとき、電子を引きつける傾向が弱いこと。電気陰性度が小さいこと。また、原子(団)が陽イオンになる傾向が強いこと。水素や金属元素は陽性元素である。
▽⇔ 陰性

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

よう‐せい ヤウ‥【陽性】

〘名〙
① 事物の本質、現象を陰陽に分けた時に、陽に属するもの。また、その特性、働き。天候上では、万物の生き生きとする陽春の気をいう。⇔陰性
※乾坤弁説(1656)亨「夫雪と云は、日輪の陽性に随て、中部の風中迄上騰する湿気、其体重濁なるが故に、上部の風大に至ること不能して、中部の風中に留滞する」 〔申鑒‐雑言・下〕
② (形動) 性質が明るいこと。陽気で活発な性質。また、うちにこもらないで開放的なさま。⇔陰性
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九「あれはふざけ廻るのを天職の様に心得て居る。全く陽性の気狂に相違ない」
③ 化学で、原子陽イオンになりやすいこと。また、原子が他の原子と結合する際、電子を引きつける傾向が弱いこと。⇔陰性。〔稿本化学語彙(1900)〕
④ 「ようせいはんのう(陽性反応)」の略。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

アポ電詐欺

《「アポ」は「アポイントメント」の略》電話を使用した振り込め詐欺の一。身内の者になりすまして電話番号が変わったと伝え、再度電話して金銭を要求したり、役所の担当者や銀行員などになりすまして電話をかけ、後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

陽性の関連情報