SAR(読み)エスエーアール(その他表記)SAR

翻訳|SAR

デジタル大辞泉 「SAR」の意味・読み・例文・類語

エス‐エー‐アール【SAR】[specific absorption rate]

specific absorption rate》生体組織が吸収する電波のエネルギー量。ふつう、単位質量の生体組織が単位時間当たりに吸収するエネルギー量(比吸収率)として表される。
[補説]携帯電話の場合、人体頭部などの局所的な部位の組織10グラムについて平均化した値が用いられる。日本の総務省では、比吸収率の許容値として、国際非電離放射線防護委員会ICNIRP)と同じく2W/kgと定めている。

エス‐エー‐アール【SAR】[Special Administrative Region]

Special Administrative Region特別行政区。中国返還後の香港マカオをさす。

エス‐エー‐アール【SAR】[screen aspect ratio]

screen aspect ratio映画スクリーン画面アスペクト比

サー【SAR】[synthetic aperture radar]

synthetic aperture radar》⇒合成開口レーダー

サー【SAR】[search and rescue]

search and rescue》⇒エス‐エー‐アール(SAR)

エス‐エー‐アール【SAR】[search and rescue]

search and rescue》捜索救難システム。遭難した航空機船舶などの救難信号を人工衛星でとらえ、救助活動を行う国際的システム。サー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のSARの言及

【DAR】より

…独立戦争に参加(従軍,援助)した家系の子女であることが会員資格で,当初は名門家系の上流婦人が中心であったが,今日では中間層の女性が圧倒的に多く,単に親睦的活動にとどまらず,しばしば右寄りの教宣活動を行っている。男性版としてSAR(1890設立)もあるが,これはあまり活発でない。【泉 昌一】。…

【レーダー】より

…また,宇宙開発やリモートセンシングの分野などにおいても欠くことのできない装置となっている。 一方,レーダー技術の面では,1950年代に入って後述するSAR(synthetic aperture radarの略),MTI(moving target indicatorの略)などのコヒーレントレーダーといわれる反射波の振幅および位相情報を検出利用する技術が実用化された。60年代には,信号のディジタル処理技術が開発され,また,電離層による短波帯の電波の反射を利用したOTH(over the horizonの略)レーダーが実用化された。…

※「SAR」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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