Tempファイル(読み)てんぷふぁいる

ASCII.jpデジタル用語辞典 「Tempファイル」の解説

Tempファイル

「一時の、臨時の」という意味の英語「temporary」に由来するもので、一時的に使うファイル、臨時で使うファイルということ。昔から、以前から一時的に使うファイルやフォルダーを「tmp」とか「temp」という名前にすることが広く行われており、ウィンドウズでもこの習慣にしたがって、ウィンドウズのフォルダー(ウィンドウズ95/98を組み込んだフォルダー、一般的には「C:\WINDOWS」)に、一時的なファイルの置き場所として「Temp」という名前のフォルダーが用意されている。このフォルダーはアプリケーションが一時的に使うファイルを置く場所として使われる。こうした一時ファイルは、アプリケーションが実行する間に使われ、アプリケーション自らが後始末(削除)するようになっている。しかし、アプリケーションが異常終了してしまったりすると、その一時ファイルを消し忘れ、Tempフォルダーに残ったままになる。こうしたことからTempフォルダーに古いファイルが残っているようなら、それは、こうした「消し忘れ」ファイルである可能性が高い。保存していてもなんらメリットのないファイルなので削除してかまわない。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android