V. エンゲルガルト(英語表記)Vladimir Aleksandrovich Engel’gardt

20世紀西洋人名事典 「V. エンゲルガルト」の解説

V. エンゲルガルト
Vladimir Aleksandrovich Engel’gardt


1894.12.14 - 1984
ソ連の生化学者。
ソ連邦科学アカデミー会員,元・モスクワ大学教授。
モスクワ生まれ。
モスクワ大学医学部卒業後、母校教授となり、1959年からは分子生物学研究所の所長をつとめた。ソ連邦科学アカデミー会員でもあり、細胞呼吸でのリン酸代謝において、発生されるエネルギーアデノシン三リン酸(ATP)の形で生成されることを解明。また、妻リュビモワと筋肉タンパク質ミオシンがATPを分解する酵素作用をもつことも解明し、筋肉収縮のメカニズムに関する研究の発展のきっかけとなった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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