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WIPO新著作権条約 WIPOしんちょさくけんじょうやく/だぶりゅーあいぴーおーしんちょさくけんじょうやく/わいぽしんちょさくけんじょうやく/うぃぽしんちょさくけんじょうやく WIPO Copyright Treaty/WIPO Performances and Phonograms Treaty

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知恵蔵2015の解説

WIPO新著作権条約

WIPOにおいて1996年に同時採択された著作権条約(WCT)と実演・レコード条約(WPPT)の2つの条約。マルチメディア時代、ネット社会の浸透を背景とした著作物の利用形態に合わせて、権利者の国際的な保護の枠組みを取り決めたもの。映画に限定されてきた複製物を公衆に譲渡あるいは貸与する権利である頒布権を著作物全体に認めたほか、電子媒体に関わるプロテクト外しや権利者、使用条件などの電子的権利管理情報の改変についての規制も盛り込んでいる。著作権条約では、著作権者の公衆への伝達権(日本の著作権法上は公衆送信権)を認め、ネット上での許諾のない音楽配信や写真掲載などのアップロードも含めて禁止した。一方、実演・レコード条約では、実演家などに対して、アップロードのような公衆に利用可能な状態にする権利(同、送信可能化権)を認めた。

(桜井勉 日本産業研究所代表 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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