20世紀西洋人名事典 「A.H.レオンチェフ」の解説
A.H. レオンチェフ
Aleksei Nikolaevich Leontiev
1903 -
ソ連の心理学者。
元・モスクワ大学教授,元・教育科学アカデミー副総裁。
別名Alexi Nikolaevitch Leontiev。
大学卒業後、モスクワ大学附属心理学研究所(のちの全ソビエト連邦教育科学アカデミー附属心理学研究所)を経て、1931年ウクライナ精神神経学アカデミーに入り、心理学者養成に尽くす。’40年精神の発達に関する研究で教育科学博士の学位を取得。’50年教育科学アカデミーの正会員となり、’59〜61年同副総裁を務める。’63年レーニン賞受賞。著作に「精神発達概論」(’47年)、「精神発達の諸問題」(’59年)などがある。発達心理学、特に記憶の発達的研究で知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報