AK-47突撃銃(読み)エーケーよんじゅうななとつげきじゅう(その他表記)avtomat kalashnikova-47 assault rifle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「AK-47突撃銃」の意味・わかりやすい解説

AK-47突撃銃
エーケーよんじゅうななとつげきじゅう
avtomat kalashnikova-47 assault rifle

ソ連が 1951年に採用した口径 7.62mmの突撃銃。設計者の名をとってカラシニコフ銃ともいわれる。構造が簡単で故障が少いことから第2次世界大戦後の最優秀銃の一つにあげられ,あらゆる戦場に登場している。ベトナム戦争ではアメリカ兵までが捕獲した AK-47突撃銃を使用した。ソ連,ワルシャワ条約機構,アラブ諸国,中国のほか,ゲリラなどの使用も多い。 59年に改良型の AKMが出現,78年のソ連革命記念パレードには口径 5.45mmの AK-74が登場したが,外見はほとんど変っていない。 AK-47の主要目は,口径 7.62mm,全長 87cm,重量 4.3kg,有効射程 300m,箱弾倉 30発,最大発射速度毎分 600発。

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