Bウイルス

共同通信ニュース用語解説 「Bウイルス」の解説

Bウイルス

国立感染症研究所によると、サルは高い確率でBウイルスを保有。サルにかまれたり、唾液などの体液に接したりすることで人に感染、発症する。局所的に水疱すいほうができ、神経を通じて脳炎を引き起こす。世界での感染事例は50例程度。初めて確認されたのは1930年代に米国で研究者がサルにかまれ、死亡したケース。80年代に抗ウイルス薬が開発され、早期に治療すれば効果が得られる。空気感染はないが、患部に触れたとみられる看護者への感染例は確認されている。

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