20世紀西洋人名事典 「C.ミウォシュ」の解説
C. ミウォシュ
Czesław Miłosz
1911.6.30 -
ポーランド,米国の詩人,作家,随筆家,翻訳家。
カリフォルニア大学教授。
リトアニア生まれ。
別名Czeslaw Milosz。
ヴィリニュス大学卒業後、1934〜35年パリに留学。第二次大戦中はワルシャワで反ナチス地下出版活動に参加。戦後’46〜50年駐米、駐仏大使館勤務。’51年パリに亡命。’60年渡米し、’70年帰化。長年パリの亡命誌「クルトゥラ」に寄稿。後にカリフォルニア大学スラブ言語学科教授。’53年評論風の実録「因われの魂」によって国際的名声を得た。’80年ノーベル文学賞受賞。他の著書に詩集「冷えきった時代の詩」(’33年)、「イサの谷」(’55年)、評論「サンフランシスコ湾の眺め」(’69年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報