20世紀西洋人名事典 「C.E.A.ラトー」の解説
C.E.A. ラトー
Camile Edmond Auguste Rateau
1863.10.13 - 1930.1.13
フランスの技術者,発明家。
元・国立パリ高等鉱山学校教授。
ロワイアン生まれ。
1881年エコール・ポリテクニク、1883年鉱山専門学校を卒業後、1886年サンテティエンヌ鉱山専門学校教授となる。その後、1901年国立パリ高等鉱山専門学校の教授となり、’08年まで在職する。この間、鉱山用の遠心送風機、蒸気タービンの研究を行い、1896年に圧力複式衝動タービンの発明に成功。また、1918年頃には排気タービンを製作、航空機の過給機駆動用への使用を提唱し、第一次世界大戦末期にはその実用化に成功する。’18年にはアカデミー・デ・シアンス会員となり、著書に「ターボ機械」(1898〜1900年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報