CPT定理(読み)シーピーティーていり(その他表記)CPT theorem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CPT定理」の意味・わかりやすい解説

CPT定理
シーピーティーていり
CPT theorem

場の量子論の基本定理の1つで,荷電共役変換空間反転および時間反転の積変換に関して理論が不変であることをいう。この定理は,理論が狭義ローレンツ変換に関して不変で,通常第二量子化に従い,場の方程式が有限階の微分しか含まなければ,成立する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 量子論

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む