20世紀西洋人名事典 「E.ムパシェーレ」の解説
E. ムパシェーレ
Ezekiel Mphahlele
1919 -
南アフリカの小説家,評論家。
プレトリアのスラム街生まれ。
アダムス・カレッジで教員資格を取得する。1957年ナイジェリアへ亡命するまでの貧困と差別に満ちた生い立ちは、自伝「二番街にて」に詳しい。その後、ナイジェリアのイバダン大学、ケニアのナイロビ大学、アメリカのデンバー大学等で教える。「ブラック・オーフューズ」誌編集委員を経て、ケニアでチェムチェミ文化センター理事を務め、アフリカ文化の普及に貢献する。主著に、「生者と死者」「流浪者たち」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報