20世紀西洋人名事典 「E.L.ラッチェンス」の解説
E.L. ラッチェンス
Edwin Landseer Lutyens
1869 - 1944
英国の建築家。
ロンドン生まれ。
サウス・ケンジントン美術学校で学んだ後、ジョージ,E.の下で建築を修行する。1889年に独立してフリーとなり、カントリー・ハウスの設計に従事。マンステッド・ウッド、ヒースコートらの住宅設計を手がけたことにより名声を得る。作風はイギリス民家風様式から古典主義に変化し、大英帝国の建築的威信の表現に努める。作品は他にニューデリーの都市計画、インド総督邸(1913〜31年)、アメリカ大使館(’25〜28年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報