20世紀西洋人名事典 「F.G.ロルカ」の解説
F.G. ロルカ
Federico García Lorca
1899 - 1936
スペインの詩人,劇作家。
グラナダ近郊フエンバケロス生まれ。
20世紀のスペインの詩を代表する民衆詩人として知られ、故郷アンダルシーア地方の自然、その土地の伝説を歌い続けた。主な作品には詩集「ジプシー詩集」(’28年)があるほか、演劇にも優れた才能を発揮し、「血の婚礼」(’33年)、「イェルマ」(’34年)、「ベルナルダ・アルバの家」(’36年執筆)などの傑作も残す。’36年、内乱の最初の犠牲者としてフランコ派によって銃殺され、国際的同情もあって死後彼の名は一躍国外に広まる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報