前身は1935年創部の東京ガスで、99年のJリーグ入会を機に改称した。2004年のヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン杯)で初タイトルを獲得し、09年にも同カップで優勝。天皇杯全日本選手権はJ2時代の11年シーズンに初制覇した。J1での最高順位は19年の2位。東京都をホームタウンとし、本拠地は調布市の味の素スタジアム。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はF.C.TOKYO。法人名は「東京フットボールクラブ株式会社」。ホームタウン、活動区域を東京都としている。ホームスタジアムは味の素(あじのもと)スタジアム(収容人員5万)。マスコットは狸をモデルにした「東京ドロンパ」。クラブカラーはブルー、レッド。
1935年(昭和10)に東京ガスサッカー部として創部。1986年関東リーグ昇格、1991年(平成3)日本サッカーリーグ二部昇格を経て、1992年に第1回JFL一部に参加した。1998年に運営法人を設立。翌1999年にチーム名をFC東京に改称してJリーグディビジョン2(J2)に参加し、2000年ディビジョン1(J1)昇格を果たした。東京都で初のJリーグクラブである。2002年には、東京ガスバレーボール部を母体とする「FC東京バレーボールチーム」も発足させた。
獲得したおもなタイトルは、Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝2回(2004、2009)である(2010年5月現在)。
過去に在籍した選手には加地亮(かじあきら)(1980― )、アマラオ(1966- 、ブラジル)らがいる。
[中倉一志]
『荒川裕治著『FC東京の挑戦』(2001・小学館)』
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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