G.トレンテ・バリェステール(その他表記)Gonzalo Torrente Ballester

20世紀西洋人名事典 の解説

G. トレンテ・バリェステール
Gonzalo Torrente Ballester


1910 -
スペイン小説家,評論家
内戦後の1943年長編小説「ハビエル・マリーニョ」で文壇にデビューするが、文芸評論活動に専念するため文筆活動は休止した。その後、’57年の「大旦那帰郷」で再び注目され、以後ドン・ファン」「オフ・サイド」などを次々と発表した。また、文芸評論家としても優れ、「スペイン現代文学講座」(’49年)などの著作がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android