20世紀西洋人名事典 「H.M.モース」の解説
H.M. モース
Harold Marston Morse
1892.3.24 - 1977
米国の数学者。
元・プリンストン高等研究所教授。
メーン州生まれ。
兵役後、コーネル、ブラウン、ハーバードの各大学を経て、1935年プリンストン高等研究所の数学教授となる。モース理論と呼ばれる大域変分学の理論を展開し、位相幾何学、微分幾何学、力学系理論研究に多大な影響を与えた。主著に「大域変分学」(’34年)、「Introduction to Analysis in the Large」(’47年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報