20世紀西洋人名事典 「J.ペイレ」の解説
J. ペイレ
Joseph Peyré
1892 - ?
小説家。
1923年「フランシスコ・カルロ論」で文壇にデビュー。’35年スペイン闘牛士の悲話「血と光」でゴングール賞、’53年には「グーミエ・ザイード伝説」で海外文学賞を受賞する。スペイン、アフリカの砂漠を舞台とした人間の苦闘を描いた作品が多く、ほかに「白色騎兵隊」(’31年)、「決死隊」(’36年)、「ジブラルタル要塞」(’37年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報