20世紀西洋人名事典 「J.ロドリーゴ」の解説
J. ロドリーゴ
Joaquín Rodrigo
1901 -
スペインの作曲家。
サグント生まれ。
悪性ジフテリアのため3歳で失明。バレンシア音楽院、パリのエコール・ノルマルで作曲を学ぶ。1939年からマドリードに定住し、教職、放送関係の要職、ピアノ演奏、評論、世界各地への講演旅行など幅広く活躍。’50年王立芸術アカデミー会員となる。主な作品には「アランフェス協奏曲」(’39年)、「貴族のための幻想曲」(’54年)、「マドリガル協奏曲」(’65年)、「田園協奏曲」(’78年)などがある。主にギターを用いたものが多く、管弦楽曲、サルスエラ、宗教曲、室内楽曲、映画音楽なども手がける。’73年来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報