20世紀西洋人名事典 の解説
J.ヴィルヘルム ヒットルフ
Johann Wilhelm Hittorf
1824.3.27 - 1914.11.28
ドイツの化学者,物理学者。
元・ミュンスター大学教授。
ボン生まれ。
大卒後、ミュンスター大講師、助教授を経て、1856年同大教授。塩類溶液の電解の研究で輪率の概念を確立した。さらに低圧気体内の放電を研究し、陰極線の直進性や磁場による屈曲性、蛍光作用や熱作用等を明らかにし、陰極線研究の基礎を確立した。著書「Über die Wandlung der lonen während der Elektrolyse」(1903年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報