20世紀西洋人名事典 「J.J.トレス」の解説
J.J. トレス
Juan José Torres
1920 - 1976
ボリビアの軍人,政治家。
元・ボリビア大統領。
1952年から軍役につき’67年陸軍参謀総長、’69年最高国防会議事務総長を歴任。’69年クーデターでボリビア軍総司令官となるが’70年7月軍部右派の圧力を受け総司令官を解任。その後10月政権を掌握し、革新的民族主義的諸政策を掲げアメリカ系企業の国有化を実施するが’71年4月の反動クーデターで大統領職を追われアルゼンチンに亡命。テロリストにより亡命先で殺害される。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報