20世紀西洋人名事典 「K.トゥホルスキー」の解説
K. トゥホルスキー
Kurt Tucholsky
1890.1.9 - 1935.12.21
ドイツの作家,ジャーナリスト。
ベルリン生まれ。
筆名筆名Kasper〈Kasper(カスパー)〉,筆名筆名Hauser〈Hauser(ハウザー)〉。
大学で法律を学ぶが、学生時代「ラインスベルク」(1912年)で文壇に登場し、文名をあげる。第一次世界大戦後週刊誌「ベルトビューネ」を中心として4つの筆名を使って文筆活動をする。’24年在パリ通信員となり、’26年主宰者急死により「ベルトビューネ」の編集にあたる。社会主義ヒューマニズムの立場からワイマール時代の軍国主義や官僚主義、司法の腐敗を批判。’29年スウェーデンに移住し、ナチスによる禁書や国籍剥奪に先立ち、’32年筆を折り、’35年服毒自殺した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報