K.ファヤンス(その他表記)Kasimir Fajans

20世紀西洋人名事典 「K.ファヤンス」の解説

K. ファヤンス
Kasimir Fajans


1887.5.27 - 1975.5.18
米国の物理化学者。
元・ミュンヘン大学化学教授,元・ミシガン大学教授。
ワルシャワ生まれ。
ライプツィヒ大学ハイデルベルク大学マンチェスター大学で学び、1909年博士号を取得する。’11年カールスルーエ工科大学で研究し、’17年ミュンヘン大学助教授を経て、’25年教授となるが、’34年ナチスに追われて米国へ渡り、’36年ミシガン大学教授となる。放射能同位体の研究、結合エネルギーの研究、吸着指示薬を用いたファヤンス法の研究で有名である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android