20世紀西洋人名事典 「K.フォンドンゲン」の解説
K.フォン ドンゲン
Kees von Dongen
1877.1.26 - 1968.5.28
フランスの画家。
オランダ出身。
1897年にパリに出てモンマルトルに住み、ピカソとも親交を結ぶ。1906年にはフォービズムの運動に参加し、コントラストの強い厚塗りの鮮烈な色彩で夜の世界の踊り子、裸婦などを描き、社交界でもてはやされた。’20年代にはパリで売れっ子の肖像画家となり、各界名士の像を多く描いた。’29年にはフランスに帰化し、’68年モナコにて死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報