20世紀西洋人名事典 「K.W.J.メッケル」の解説
K.W.J. メッケル
Klemens Wilhelm Jakob Meckel
1842 - 1906
ドイツの軍人。
元・日本陸軍大学校御雇教師,陸軍少将。
ケルン生まれ。
プロイセンの陸軍大学を出て、参謀将校となる。「未来の歩兵戦」、「師兵術」、「戦術学」等の著書を著した戦術家で、少佐の時日本陸軍の軍制改革の指導のため招かれ来日、1885〜88年陸軍大学校御雇教師としてドイツ式戦術を教え、長岡外史、藤井茂太等多くの参謀将校を育成、また近代的軍備の確立のためドイツ式に改革するよう尽力。1912年日本陸軍育成の功で、陸軍大学校構内に胸像が建てられる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報