20世紀西洋人名事典 「L.X.リカール」の解説
L.X. リカール
Louis Xavier de Richard
1843 - 1911
詩人。
1863年、処女詩集「あかつきの歌」を発表後、共和主義者として政治に身を投じる。1865年には「アール」紙を刊行し、同紙が廃刊後には第一次「現代高踏詩集」の発刊の中心的役割を果たす。1870年パンフレット「フランスの愛国者」を執筆したほか、翌1871年にパリ・コミューンの乱に参加したため、国外脱出してスイスに一時滞在。作品は他に「空・街・大地・家庭」(1865年)があるほか、小説も手がけている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報