日本の自動車技術240選 「L20ET」の解説
L20ET
製作(製造)年1979
製作者(社)日産自動車株式会社
資料の種類量産品
現状非公開( 静態 )
型式L20ET
種類ガソリン
会社名日産自動車(株)
実物所在横浜3地区設計1号館4F
搭載車種セドリック430型車マイナー
製作開始年1979
シリンダ配列・数直列6気筒
サイクル/冷却方式4/
弁型式/数OHC/2弁
燃焼室ウェッジ形
総排気量1998cc
内径×行程78.0×69.7mm
圧縮比7.3
質量(重量)200kg
寸法871×631×663mm
点火システム火花点火機関
最高出力145PS/5600rpm
最大トルク21.0kgm/3200rpm
燃料消費率205g/psh/2400rpm
エピソード・話題性日本では初めてのターボチャージャーを装着した高性能エンジンとして開発された。ターボ過給によりエンジン本体の耐久性を得る為、排気マニホールドをはじめとする部品の熱応力の低減のための技術開発が進み、数多くのノウハウを得ることができた。このあと北米向けのフェアレディーZにもターボ仕様が追加され、ターボの時代の幕開けとなった。
特徴・日本初のターボ付きエンジン
その他事項燃料供給方式:日産EGI;比出力:72.6PS/L;排気浄化装置:モノリス型三元触媒、空燃比制御;過給機装置:あり(ターボチャージャー);
出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報