LB膜(読み)エルビーマク

デジタル大辞泉 「LB膜」の意味・読み・例文・類語

エルビー‐まく【LB膜】

Langmuir-Blodgett film》有機単分子層を重ねた機能性超薄膜。水面上に25万分の1ミリメートルで広がった有機分子膜を、ガラスなどの固体基板上に移したもの。ラングミュアブロジェット膜
[補説]考案者のラングミュア博士とブロジェット女史の名から。

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関連語 上原

最新 地学事典 「LB膜」の解説

エルビーまく
LB膜

Langmuir-Blodgett film

水面上に単分子膜をつくり,それを基板上に移し取る操作を繰り返してつくった単分子累積膜。通常,親水性の頭部疎水性の尾部をもつ両親媒性分子か,最近では一般的にナノ粒子で構成されている。開発者のラングミュアとブロジェットの名前の略称をとってLB膜と呼ばれる。粘土鉱物は二次元の基本層が積層する構造をもっており,その中でスメクタイトもナノ粒子の無機ナノシートとして利用されている。

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化学辞典 第2版 「LB膜」の解説

LB膜
エルビーマク
Langmuir-Blodgett membrane

水面上に単分子膜をつくり,それを基板上に移し取る操作を繰り返してつくった単分子累積膜.開発者の名前の略称をとってLB膜とよばれる.親水部と疎水部からなる分子の微滴を水面に垂らすと,親水部が水と接し,疎水部が空気面に配勾した単分子膜ができる.この単分子膜に鉛直に疎水性基板を挿入し,上下を繰り返すと累積膜ができる.親水性基板の上に累積膜をつくる場合は,最初から基板を水にさしておき,その後で単分子膜をつくり基板を引き上げ,後は上下を繰り返す.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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