M.ライシュ(英語表記)Michael Reich

20世紀西洋人名事典 「M.ライシュ」の解説

M. ライシュ
Michael Reich


1950 -
米国生化学者,政治学者。
エール大学で生化学を専攻し、1971〜74年まで日本に滞在する。N.ハドルと共に日本の公害の実態調査、公害被害者や住民運動家へのインタビューを行い、’75年に「夢の島―公害からみた日本研究」を出版、地球的視野からの警告を発した。以後、エール大学大学院で東洋学修士号を得、同大政治学博士課程に進む。市民運動に積極的に係わっていく研究者として有名。’77年にR.J.リフトン、加藤周一と共に「日本人の死生観(上・下)」を出版した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android