ONIOM法(読み)オニオムホウ

デジタル大辞泉 「ONIOM法」の意味・読み・例文・類語

オニオム‐ほう〔‐ハフ〕【ONIOM法】

our own n-layered integrated molecular orbital and molecular mechanics》巨大な高分子構造化学反応などを計算する手法の一。たんぱく質などの高分子を構成する原子間にはたらく力を、量子力学を厳密に適用して計算するには、その計算量が膨大になり、古典力学で計算すると精度が低くなる。そこで、計算精度の異なる階層構造を組み合わせて最適解を得るもの。
[補説]平成8年(1996)計算化学者の諸熊奎治もろくまけいじによって考案された。名称は、タマネギオニオン)のように何階層にもわたって計算を行うことにちなむ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む