20世紀西洋人名事典 「P.エルヴェ」の解説
P. エルヴェ
Pierre Hervé
1913 -
フランスの活動家。
パリ生まれ。
哲学を修め、アナーキストとして出発するが、スターリン主義者となる。第二次大戦に出征し、レジスタンスに参加。その後「アクション」の編集長となる。解放後は共産党の理論的指導者として活動するが1956年、党の方針を批判し除名される。「裏切られた解放」(’45年)、「個人とマルクス主義」(’48年)、「サルトルたちへの手紙」(’56年)等の著書がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報