20世紀西洋人名事典 「P.E.エスコラ」の解説
P.E. エスコラ
Pentti Eelis Eskola
1883.1.8 - 1964.12.14
フィンランドの岩石学者。
元・ヘルシンキ大学教授。
1914年オリイェルビ鉱山地域の変成岩の研究で学位を取得し、’24年ヘルシンキ大学教授となる。学位研究を基に鉱物相理論を提唱、V.M.ゴルトシュミットと近代変成岩岩石学の創始者となる。又、カンブリア地質学にも多大な業績を残し、フィンランド地質学会は功績をたたえエスコラ・メダルを制定し第1号を贈る。バートやコレンスとの共著「岩石の生成」の変成岩編は不朽の名著である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報