PCカード(読み)ピーシーカード

デジタル大辞泉 「PCカード」の意味・読み・例文・類語

ピーシー‐カード【PCカード】

PC card》パソコン用カード型周辺装置の統一規格。米国PCMCIA日本電子工業振興協会JEIDA)が共同策定メモリーモデムハードディスクなどをカードサイズにコンパクトにまとめたもの。厚さにより TYPEⅠからⅢまである。

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IT用語がわかる辞典 「PCカード」の解説

ピーシーカード【PCカード】

ノートパソコンや小型のパソコン向けのカード型インターフェースの統一規格。1995年、アメリカPCMCIAと日本のJEIDA(ジェイダ)により共同で策定された。後継規格のExpressCard(エクスプレスカード)も策定されたが、互換性はない。フラッシュメモリー、各種メモリーカードアダプター、ネットワーク接続のためのインターフェースなど、さまざまな用途で利用される。◇「PCMCIAカード」ともいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「PCカード」の意味・わかりやすい解説

PCカード
ピーシーカード
PC card

名刺大のカードで,パーソナル・コンピュータスロットに装着して周辺機器として利用する。 1990年日本電子工業振興協会 JEIDA (電子情報技術産業協会 JEITA) とアメリカ合衆国の PCMCIA; Personal Computer Memory Card International Associationが JEIDA4.0 (アメリカでは PCMCIA1.0) という ICメモリカードの国際標準規格を決定したのが始まり。 1995年にさらに広い統一規格 PCカード・スタンダードが制定された。フラッシュメモリ,モデムカード,イーサネットカード,カード型ハードディスクなどいろいろな拡張機器に対応している。ノート型コンピュータなどでの省スペース型拡張スロットとして期待されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「PCカード」の意味・わかりやすい解説

PCカード
ぴーしーかーど
PC card

ICメモリーカードの規格。JEIDA(ジェイダ)4.2が、1993年10月に改称されたもので、日本電子工業振興協会(JEIDA)とアメリカの業界団体PCMCIAとの規格を統一したもの。ノート型パソコンで、ハードディスク、モデム、SCSI(スカジー)インターフェース、サウンドボードなどの機能拡張のために使われた。大きさは85.6ミリメートル×54ミリメートル。厚さによって、3種類に分けられ、5ミリメートルのタイプⅡがもっとも普及した。

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