PiTaPa(読み)ピタパ

IT用語がわかる辞典 「PiTaPa」の解説

ピタパ【PiTaPa】

株式会社スルッとKANSAIが発行する、定期券やポストペイ後払い)方式の電子マネーの機能を持つ非接触型ICカードソニーFeliCa(フェリカ)技術を採用している。利用代金は月単位で集計され、後日、利用者の指定口座から引き落とされる。他の機能はSuica(スイカ)と同様。平成16年(2004)8月サービス開始。関西の私鉄(阪急・京阪能勢)用非接触型ICカードとしてスタート。その後、ICOCA(イコカ)との相互利用開始、関西の他の私鉄・地下鉄・バスや、岡山・静岡の私鉄・バスの導入で、徐々に使用可能エリアが拡大、同25年(2013)3月より、Suicaをはじめとする他エリアの9種の非接触型ICカードと相互利用ができるようになった(ショッピングは相互利用対象外)。◇「PiTaPa」は「postpay IC for “touch and pay”」の略語であり、また、ピタッとタッチするとパッと瞬間的に決済される実際の利用シーンにおける一連の動きを表している語で、株式会社スルッとKANSAIの登録商標。相互利用ができる他のエリアではプリペイド式になる。⇒FeliCaSuica

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

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