PowerMacintoshG4(読み)ぱわーまっきんとっしゅじーふぉー

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

Power Macintosh G4

1999年9月(米国時間で8月31日)に発表された、PowerPC G4プロセッサーを搭載したデスクトップ型Macintosh。形状はPower Macintosh G3を継承しているが、ボディカラーはグレー&シルバーの落ち着いた印象を与える色に変更されている。第4世代のPwerPCであるPowerPC G4プロセッサーは「Velocity Engine」を採用し、浮動小数点処理で4G FLOPS、処理速度は最大で1G FLOPSとスーパーコンピュータークラスの性能を誇る。その他のPower Macintosh G3からの変更点は、AirPort(国内名はAirMac)に対応/ADBポート廃止・・など。当初は400/450/500MHzの3機種で、下位機種(400Mhz)のみロジックボードYosemiteを採用、G3モデルの改良版的な位置づけで「PCI Graphicsモデル」と呼ばれた(AirPort未対応)。上位2機種はロジックボードにSawtoothを採用しAGPバスを搭載したことから「AGP Graphics モデル 」と命名された。 その後、500MHzのチップに不具合が発見され、クロックダウンした350/400/450MHzの新モデルに変更された。新モデルはいずれのロジックボードにもSawtoothを採用、Ultra ATA/66インターフェイス/AGP2Xバス/AirMac対応/ATI RAGE 128 Pro/DVD-ROMドライブ・・などが共通仕様となっている。

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