20世紀西洋人名事典 「R.ドゥチュケ」の解説
R. ドゥチュケ
Rudi Dutschke
1940.3.7 - 1979.12.24
ドイツの学生運動家。
シェーンフェルト(東ドイツ)生まれ。
1960年兵役を拒否し、西ドイツへ脱出してドイツ社会主義学生同盟に加入する。実践面・理論面で学生運動を指導し、’60年代のスチューデント・パワーに影響を与える。’67年議会外反対派としての新左翼運動を指導し西ベルリンで狙撃される。スイスやイギリスで加療後デンマークへ移住し教育と研究に専念する。反原発や反テロリズム、反保守主義の理論は’70年代の市民運動「緑の党」の支柱となる。著書に「Revellion der Studenten oder die neue Opposition」(’67年,共著)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報