20世紀西洋人名事典 「R.パウンド」の解説
R. パウンド
R. Pound
1870.10.27 - 1964.7.1
米国の法学者。
元・ハーバード大学教授。
ネブラスカ州生まれ。
1890年弁護士を経て、1901年ネブラスカ州最高裁判所判事となる。’07年ノースウェスタン大学教授、’09年シカゴ大学教授を歴任し、’10年ハーバード大学教授。大陸法思想に詳しく法史を動態期と静態期の交替として捉えた独自の法史観の他、社会学的法学を提唱し、現代アメリカ法学の発展に寄与する。プラグマティズム法学の代表者で、著書に「法哲学入門」(’22年)、「法律史観」(’23年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報