20世紀西洋人名事典 「R.L.メスバウアー」の解説
R.L. メスバウアー
Rudolf Ludwig Mössbauer
1929.1.29.(31.説あり) -
ドイツの物理学者。
ミュンヘン工科大学教授。
ミュンヘン生まれ。
大学卒業後、マックス・プランク核物理学研究所に勤め、1953年より物質中におけるガンマ線吸収を研究、58年「ガンマ放射線の共鳴吸収の研究とメスバウアー効果の発見」で’61年ノーベル物理学賞を受賞。’61〜64年米国カリフォルニア工科大学の物理学教授を務め、’64年に帰国、ミュンヘン工科大学物理学教授、’72〜77年ラウエーランジュバン研究所所長を務める。メスバウアー効果はアインシュタインの一般相対性理論を実験的に証明。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報