…分布域も広く,個体数も多く,もっとも繁栄しているサルの1種である。人間の血液型のRh因子とは,アカゲザルの英名に由来し,アカゲザルの血液にある抗原と共通のものをもっているか否かによって,Rh+とRh-が区別される。入手しやすく,飼育も容易であることから,医学,生理学,心理学などの分野で各種の実験に広く用いられている。…
…MNとP血液型はヒトの赤血球をウサギに注射して得られた血清を使って発見されたが,その後(1937ころ。発表は1940)ラントシュタイナーはウィーナーA.S.Wiener(1907‐76)と共同で,これと同じ手法でRh因子を発見した。すなわち,アカゲザルrhesus monkeyの赤血球でウサギを免疫したところ,アカゲザルだけでなく白人の約85%の血球を凝集させる抗体が産生され,その反応はABO,MNおよびP血液型とは無関係であった。…
※「Rh因子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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