現代外国人名録2016 「T.コラゲッサンボイル」の解説
T.コラゲッサン ボイル
T.Coraghessan Boyle
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1948年12月2日
- 出生地
- ニューヨーク州ピークスキル
- 学歴
- ニューヨーク州立大学ポッダム校(音楽),アイオワ大学大学院創作科
- 学位
- 文学博士(アイオワ大学)
- 受賞
- PEN/フォークナー賞〔1988年〕「世界の終わり」,メディシス賞〔1997年〕
- 経歴
- ロックバンドに夢中でニューヨーク州立大学では音楽を専攻するがアイオワ大学大学院の創作科に学んでから小説家を志す。1979年短編集「ディーセント・オブ・マン」でデビュー。長編「世界の終わり」(’87年)、短編集「もしも川がウイスキーなら」(’89年)などの作品で知られ、前者はPEN/フォークナー賞を受賞。同世代の、人生を簡潔な文体で描写しようとするミニマリストと呼ばれる作家たちとは対照的な、豊富なイメージと物語性を持ったマキシマリストと呼ばれる作家の一人で、現代アメリカ社会に対する痛烈な風刺とユーモアを武器とする。他の作品に「イースト・イズ・イースト」(’90年)などがある。南カリフォルニア大学創作文芸科教授も務める。’89年取材のため来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報