VHigh帯(読み)ブイハイタイ

デジタル大辞泉 「VHigh帯」の意味・読み・例文・類語

ブイハイ‐たい【V-High帯】

VHF High band日本地上アナログテレビ放送で使われていたVHF帯(超短波)のうち、4~12チャンネルに相当する周波数帯(170MHz~222MHz)。平成23年(2011)7月地上デジタルテレビ放送への移行に伴って空いた周波数帯であり、そのうち207.5MHz~222MHzはモバキャスに利用されている。→V-Low帯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「VHigh帯」の解説

V-High帯

日本の地上アナログテレビ放送で使用されていたVHF帯のうち、4~12チャンネルに割り当てられていた周波数帯。2011年7月、地上デジタルテレビ放送への完全移行によって未使用帯域となり、V-High(VHF Highの略)帯と呼ばれるようになった。12年12月より、同帯域を使ったジャパン・モバイルキャスティングの携帯端末向け放送「モバキャス」上で、NTTドコモ子会社のmmbiが「NOTTV」を展開している。13年12月〜14年1月には、総務省がV-High帯を使った携帯端末向け放送業務の認定申請受け付けを実施。同4月、申請のあったスカパー・エンターテイメント、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、AXNジャパン、フジテレビジョン、日本映画衛星放送の5社が認定され、15年4月頃の放送開始が見込まれている。

(2014-4-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android