W-phase
巨大地震の際に,震源距離1,000〜10,000kmにおいてP波とS波の間に見られる周期100〜1,000秒の超長周期の波。地表での多重P波反射やS-P変換波などが重なり生成する。波形がWの形状を示すことや,音が回廊に反響して伝わる現象(Whispering gallery)を模して名付けられた。S波や表面波よりも到達時間が早く,振幅が小さく地震計が振り切れにくい特徴を生かし,巨大地震の震源メカニズム推定と津波の早期警報に活用される。参考文献:Kanamori(1993) Geophys. Res. Lett, Vol.20:1691
執筆者:古村 孝志
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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