W.オコン(英語表記)Wincenty Oko’n

20世紀西洋人名事典 「W.オコン」の解説

W. オコン
Wincenty Oko’n


1914 -
ポーランド教育学者。
ポーランドのホイエニエツ生まれ。
小学校教師を経て、従軍し戦後2年間ポーランドの海軍大尉として服役する。その後、ワルシャワの自由ポーランド大学で教育学と心理学を学び、ワルシャワ大学教授となる。プログラム学習と並んで発見的学習の研究に取り組み、伝統的教授法・プログラム学習・発見的学習の3者を結び合わせる必要のあること、その範囲限界は学校のレベル・教科の性質・教師の能力などによって違うことを指摘する。主著に、「教授過程」(’56年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android