20世紀西洋人名事典 「W.G.ペンフィールド」の解説
W.G. ペンフィールド
Wilder Graves Penfield
1891.1.26 - 1976
カナダの脳神経外科学者,大脳生理学者。
元・マッギル大学教授,元・モントリオール神経学研究所所長。
スポカン(米国)生まれ。
プリンストン大学卒業後オックスフォード大学で学び、1918年ジョンズ・ホプキンズ大学で医学博士号取得、コロンビア大学で脳外科医を経て’28年モントリオールのマッギル大学教授となる。’34年モントリオール神経学研究所を設立し所長となり、’61年引退。手術時に露出されたヒトの大脳皮質を電気刺激しその結果生じる反応を調べ、精密な大脳の機能地図を作り、さらに手術時に側頭葉を電気刺激する事により、フラッシュ・バック現象を発見。てんかんの臨床解剖学的分類でも有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報