20世紀西洋人名事典 「W.M.H.グリーブス」の解説
W.M.H. グリーブス
W.M.H. Greaves
1897 - 1955
英国の天文学者。
元・王立天文学会会長。
ケンブリッジ大学で輝かしい業績をあげた後、グリニジ天文台の主席助手となった。特に恒星の分光写真を中心とする天体物理学の分野に活躍した。1938年スコットランドの王室天文官に任ぜられ、エディンバラ大学の天文学教授となる。’43年王立天文学会会員に挙げられ、’47〜49年には同会会長となった。また、国際天文学連合の第25委員会(恒星写真測光)の委員長としても力を尽くした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報