X線天文衛星(読み)エックスセンテンモンエイセイ

デジタル大辞泉 「X線天文衛星」の意味・読み・例文・類語

エックスせんてんもん‐えいせい〔‐ヱイセイ〕【X線天文衛星】

X線望遠鏡を搭載した人工衛星大気を透過しない宇宙由来のX線観測するために大気圏外で観測を行う。日本では昭和54年(1979)にはくちょうが打ち上げられており、以降、ぎんがあすかすざくひとみなどが開発されている。X線観測衛星
[補説]X線は恒星中性子星ブラックホール銀河団などの天体から放射され、それらの天体に伴う高エネルギー現象の解明に役立つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android