XAFS(読み)ザフス

最新 地学事典 「XAFS」の解説

ザフス
XAFS

X-ray Absorption Fine Structureの略。X線吸収スペクトルにおいて,X線吸収端の近傍から高エネルギー側数百~1,000eVの範囲に現れる構造のこと(X線吸収微細構造)。このうち,吸収端近傍の微細構造XANES(ゼインズまたはザーネス),吸収端より高エネルギー側の微細構造をEXAFS(イグザフスまたはエグザフス)と呼ぶ。XANESとEXAFSでは吸収スペクトルの発生原理が異なるが,いずれも原子の結合状態や配位状態に関する情報を有する。XAFSの代表的な分析方法には吸収法と蛍光法の2つがある。XAFSは結晶だけでなく,アモルファス液体の試料でも分析でき,マイクロビームを用いることで数~数十ミクロン程度の局所構造分析も可能である。また,軽元素から重元素までターゲットとなる元素を選択でき,主成分ではない元素についても分析できるという利点がある。

執筆者:

参照項目:XANES(ゼインズ)

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 栗林 石橋

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む