ぺたり(読み)ペタリ

精選版 日本国語大辞典 「ぺたり」の意味・読み・例文・類語

ぺたり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 尻をつけてすわるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「雲雀野やへたりとすはるふたり連」(出典:俳諧・春鴻句集(1803頃)春)
  3. 紙や布、また、髪などを押しつけるように貼(は)ったり撫(な)でつけたりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「髪をペタリとチックで撫でつけて居て」(出典:菊池君(1908)〈石川啄木〉四)
  4. 印判などをくっきりと押すさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「印をぺたりと衝いた」(出典:不思議な鏡(1912)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む