ぺんぺん草(読み)ペンペングサ

精選版 日本国語大辞典 「ぺんぺん草」の意味・読み・例文・類語

ぺんぺん‐ぐさ【ぺんぺん草】

  1. 〘 名詞 〙 ( 果実の形が三味線の撥(ばち)に似ているところからいう ) 植物なずな(薺)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「ぺんぺん草(グサ)は三味線を抱へ」(出典洒落本・神代椙𥄢論(1780)変化退治幕明)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のぺんぺん草の言及

【ナズナ】より

…全体にまばらに毛があり,根出葉には柄があるが,茎の葉は柄がなくて,基部で茎を抱く。果実は長い柄があり,倒三角形で,三味線のばちを思わせるところから,ペンペングサとも呼ばれるようになった。ナズナは〈撫菜(なでな)〉から転じたもので,めでる菜の意味だといわれている。…

※「ぺんぺん草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む