タンジー(その他表記)tansy
Tanecetum

関連語 堀田

改訂新版 世界大百科事典 「タンジー」の意味・わかりやすい解説

タンジー
tansy
Tanecetum

70種ほどからなるキク科の1属で,北半球に広く分布する。アジアの南西部からカフカスにかけて多くの種が知られているが,日本ではユーラシア大陸に広く分布するエゾヨモギギクT.vulgare L.が北海道で見られるのみである。属としてはキク属Chrysanthemumに近縁で,かつては同属と考えられた。多年草または一年草で,葉は互生する。花は雌花と両性花とからなる頭花である。雌花は先が3浅裂するのみで,舌状部が発達しない。両性花は先が5浅裂する筒状花である。頭花は密な散房状につく。ヨーロッパのヨモギギグはエゾヨモギギクの変種とみなされている。このヨモギギクは英名をcommon tansyと呼ばれ,民間薬として栽培されている。狭義のエゾヨモギギクは北海道からサハリン,朝鮮,中国東北部,シベリアに分布する。
執筆者: 高さ1mほどになるヨモギギクは,植物体に精油を含み,駆虫や健胃の民間薬となる。また,調味料としても利用される。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む